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鳥居泌尿器科・内科スタッフによる手づくりブログ


by torii_shonan

夕刊フジに掲載!

2009.3.5発行の『夕刊フジ』に鳥居院長のインタビュー内容が掲載されました。
内容:寒いとオシッコが近くなる・・・どうして?
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まだまだ寒さが続いているが、ちょっと困るのは、寒いとオシッコが近くなってしまうこと。そもそもこれってどうしてなんだろう。
 『はい、泌尿器科です』の著者で、医療法人社団湘南太陽会 鳥居泌尿器科・内科院長の鳥居伸一郎先生に聞いた。
「寒いときにトイレが近くなるのは、気温の低さと手足の冷えが、刺激になると、膀胱の収縮が始まってしまうからです」
 実は膀胱そのものの容量は、最大700~800mlくらいと、かなりのオシッコを溜められるようにできているのだとか。ところが、通常は150~200ml程度、全体の3分の1から4分の1の量まで溜まると、「トイレに行きたい」という刺激が頭にいくようになっているという。
「ガマンするか行くか、刺激の頭への行きかたや、日ごろの習性にもよります」
 ところで、寒さのほかに、刺激となるものは?
「洗い物をしているときや、冷たいものを触ったとき。また、水の音を聞くだけでトイレに行きたくなるという人もいますよね?」
 さらに、冬場には夏よりも汗をかかないため、水分が他に放出されないということもいえるそうだ。
 ちなみに、「トイレが近い人」「トイレが遠い人」の違いって何?
「第一に、摂取する水分量の違いがあります。とはいえ、水分は大切で、『むくむから』と水分をあまりとらない人もいますが、濃い尿をつくるほうが腎臓は疲れてしまうもの。毒物を尿から十分に洗い出すためには、毎日500ml~1Lの尿がほしいところです」
 実は膀胱の容量そのものとしては、「子宮筋腫がある」「妊娠している」などの場合を除いて、個人差はあまりないのだとか。
 トイレが近い・遠いは、どこまでガマンするか、その習慣の違いや、自分で決める「神経的容量」によるところがあるようだ。
(2009.3.5夕刊フジ掲載内容より)

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by torii_shonan | 2009-03-18 09:58 | 掲載物のご案内