鳥居泌尿器科・内科スタッフによる手づくりブログ
by torii_shonan
ひな祭り
今日は3月3日ひな祭りですね。ひな祭りは諸説ありますが、桃の節句として江戸時代から子供(女の子)の健やかな成長を願う行事として、桃が咲く時期である旧暦の3月3日に行われるようになったそうです。この旧暦の3月3日は現在の4月のはじめ頃をさしていて、地域によっては今日ではなく旧暦に習い4月3日にひな祭りをする所もあるそうです。
これは七夕などでもよくある話でして...。一般的な七夕は7月7日となっていますが、これも旧暦の7月7日のことで、現在の8月7日付近が七夕が行われていた日程です。有名な仙台の七夕まつりも、毎年8月6日〜8日に開催されていますよね。
これを知るまでは、桃が咲いていないのに桃の節句?七夕も随分前に過ぎているのに…と疑問に思っておりましたが、そんな経緯があったならばと、すごく納得させられました。
では話は戻りますが、ひな祭りといえば、まずは、雛人形ですよね
雛人形には子供に降りかかる厄を身代わりに受けてくれるとされています。ひな祭りを過ぎてからも雛人形を片付けないと嫁に行き遅れると言われていますが、お雛様に厄を引き受けてもらい子供の成長を願う意味合いからも、いつまでも出しておくと厄が常にある状態になってしまうので良くない、という事からきているようですね。
次に思いつくのは、食事でしょうか。
ひな祭りに食べる物や飲む物には全て意味があるそうです。まずは…
ひなあられ
ピンク、緑、黄、白の4色でそれぞれ四季を表していて、でんぷんが多く健康に良い事から、1年中娘が幸せに過ごせるように、という願いが込められています。
菱餅
こちらも色に意味があり、緑は健康や長寿、白は清浄、ピンクは魔除け、を意味するそうです。また緑の餅にはよもぎ、白色にはひしの実が入り、ピンクの餅の色付けにはくちなしが利用されています。
それぞれ、よもぎには増血作用、ひしの実には血圧を下げる効果があり、くちなしには解毒作用があると言われています。
はまぐりのお吸い物
はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でなければピッタリと合わないことから、仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げるように、との願いが込められてています。
ちらし寿司
ちらし寿司の中の具にそれぞれ意味があり、えびは長生き、れんこんは将来の見通しが良い、豆は健康でまめに働ける、となっています。
白酒
もともとは桃の花びらを漬けた『桃花酒』というものが飲まれていて、桃には邪気を祓い、気力や体力の充実をもたらすとされています。
古くから続く日本の行事には、ひとつひとつの物事に意味があり、願いがあって、とても素敵ですよね。それぞれの由来などを知っているのと知らないでは、感じ方も変わってくるもので、今まで何となく過ごしていたひな祭りに、子供の成長と幸せを願う、親の深い愛情が込めらていたことを知り、両親へ感謝の気持ちでいっぱいになりました。これから年間を通してある行事ごとの意味を理解しながら、楽しんでいこうと思います
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by torii_shonan
| 2017-03-03 17:18
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